ウォータースタンドの評判と口コミを徹底調査！気になる特徴と注意点も解説

ウォータースタンドは、水道水を利用する浄水型のウォーターサーバーとして注目を集めているブランドです。

毎月定額のレンタル料金で、おいしくてきれいな水を使い放題。

重い水ボトルの交換が不要で、スペースを取らない点も魅力です。

一方、初期費用や工事の必要性など、気になるデメリットの声もあります。

そこで今回は、ウォータースタンド利用者の生の口コミをもとに、ウォータースタンドの特徴や評判を徹底調査。

おすすめポイントや注意点を分かりやすく解説します。

ウォータースタンドの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ウォータースタンドは一般的な宅配水型のウォーターサーバーとは仕組みが違うため、どのような特徴があるのかを理解することが大切です。

まず最初に、ウォータースタンドの概要をおさらいしていきましょう。

ウォータースタンドとは？水道直結型ウォーターサーバーの特徴

ウォータースタンドの概要と仕組み

ウォータースタンドは、埼玉県さいたま市に本社をおくウォータースタンド株式会社が提供する、水道直結型のウォーターサーバーです。

一般的な宅配水型のウォーターサーバーとは異なり、水道水をサーバー内部のフィルターでろ過して利用する仕組み。

重たいボトルの交換が不要で、定額料金で使い放題という点が大きな特徴です。

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、以下のような仕組みで利用します。

1. 自宅の水道管とウォータースタンドのサーバーを直接つなぐ
2. 水道水がサーバー内部に取り込まれる
3. 取り込まれた水道水が、活性炭フィルターや中空糸膜フィルターなどの高性能フィルターを通過
4. ろ過されてきれいになった水が、冷水・温水・常温水として利用可能に

このように、水道水をサーバー内蔵のフィルターできれいにろ過することで、安全でおいしい水をいつでも使い放題で楽しめるのが、ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーです。

水道直結型と宅配水型の違い

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、一般的な宅配水型のウォーターサーバーとは仕組みが大きく異なります。

ここでは、水道直結型と宅配水型の主な違いを、「費用」「デザイン」「水のおいしさ」「使いやすさ」の4つの観点から詳しく見ていきましょう。

費用の違い

水道直結型のウォータースタンドと、宅配水型のウォーターサーバーでは、費用の仕組みに大きな違いがあります。

【表】ウォータースタンドと宅配水型の費用比較

	ウォータースタンド（水道直結型）	宅配水型
初期費用	9,900円	無料～数千円程度
サーバーレンタル料	3,300円～7,700円	無料～1,500円程度
水の料金	水道代のみ	1ヶ月あたり2,000円～5,000円程度

ウォータースタンドの場合、初期工事費用として9,900円（税込）がかかります。

また、サーバーのレンタル料金は機種によって異なりますが、月額3,300円～7,700円（税込）と、宅配水型と比べてやや高めです。

一方、水の料金は水道代のみ。

宅配水のように、水の使用量に応じて料金がかかることはありません。

多人数世帯や、1ヶ月にたくさん水を使用する方にとっては、ウォータースタンドのほうがトータルの費用を抑えられるでしょう。

デザインの違い

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、スタイリッシュでコンパクトなデザインが特徴。

キッチンのシンクの近くに設置することが多いため、インテリアに溶け込むようなシンプルで清潔感のある外観になっています。

一方、宅配水型のウォーターサーバーは、床置きが一般的。

ボトルを下部に設置するタイプが主流で、ボトルを含めると全高が100cm以上あるものも少なくありません。

インテリアとしてのデザイン性よりも、どちらかというと機能性が重視されているという印象です。

水のおいしさの違い

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーで使用している水は、水道水を高性能フィルターでろ過したもの。

遠赤外線セラミックなどで水道水に含まれる塩素やカルキ臭をしっかりと除去し、ミネラルはそのまま残してあるため、口当たりがまろやかでクセのない味わいが特徴です。

これに対し、宅配水型で利用されるのは天然水。

水源によって味や口当たりが異なるのが特徴で、硬度の低い軟水であることが多いです。

ROろ過を経て不純物を極限まで取り除いた「RO水」を使用しているウォーターサーバーもあり、よりピュアな水を好む方に人気があります。

使いやすさの違い

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、ボトル交換が不要。

重たいボトルを持ち上げる必要がないため、女性やお年寄りでも楽に使えるのが魅力です。

また、使い切ったボトルを保管しておくスペースも必要ありません。

その一方で、設置できる場所が水道管の近くに限定される点はデメリットといえます。

これに対し、宅配水型のウォーターサーバーはボトル交換が必要なものの、コンセントがあればどこにでも自由に設置が可能。

屋内だけでなくベランダやガレージなど、さまざまな場所で使えるのが強みといえるでしょう。

ただし、使用済みのボトルは次回の配送まで保管が必要。

場所を取るうえ、ボトル内に水滴が残っていると雑菌が繁殖するリスクもあるので、清潔に保つよう注意が必要です。

ウォータースタンドの良い評判・口コミ

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、さまざまな点で利用者から高い評価を得ています。

ここでは、ウォータースタンドの代表的な魅力について、利用者の口コミを交えながら詳しく解説していきます。

コストパフォーマンスの高さ

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、毎月定額のレンタル料金のみで、水の使用量に応じた費用は一切かからないのが大きな特徴。

利用者からは、「家族全員で使っても料金が変わらないのが魅力」「料理や洗い物にもたっぷり使える」など、コスパの高さに関する良い口コミが非常に多く寄せられています。

保育士の女性（30代）の口コミ

子育て中で水の消費量が多いので、ウォータースタンドにして良かったです。ミルク作りや離乳食、お風呂のお湯はりなど、水道代を気にせずたっぷり使えて助かっています。

ボトル交換不要で楽

ウォータースタンドなら、重たいウォーターサーバーのボトル交換が不要。

女性やシニア世代でも楽に使えるという声が多数寄せられています。

また、「ボトルの注文をし忘れて水が無くなる心配がない」という口コミもありました。

会社員の男性（40代）の口コミ

今まで宅配水を利用していましたが、ボトル交換が面倒でした。重いボトルを持ち上げるのも大変だったので、ウォータースタンドにしてから本当に楽になりました。

スペースの有効活用とゴミ削減

ボトルが不要な分、保管スペースが必要なく、限られたキッチンスペースを有効活用できると好評です。

また、使い終わったボトルを処分する手間もないため、ゴミ削減につながるのも魅力。

4人家族の専業主婦（50代）の口コミ

狭いマンションなので、空きボトルを置くスペースを確保するのが大変でした。ウォータースタンドなら、そんな心配はいりません。使い終わったボトルのゴミが出ないのもありがたいですね。

シンプルで馴染むデザイン

ウォータースタンドのウォーターサーバーは、どのモデルもスタイリッシュでシンプルなデザインが特徴。

キッチンのインテリアに溶け込むようなデザイン性の高さから、「生活感が出ず、おしゃれ」「圧迫感がなくてよい」など、外観への満足度が非常に高いことがうかがえます。

新築マンションにお住まいの女性（30代）の口コミ

マンションのキッチンに合うデザインで、すっきりと設置できました。余計な装飾がないので、生活感が出ずに気に入っています。カラーもホワイトでキッチンにぴったり。

おいしい水質

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーの評判を見ると、「水のおいしさ」に関する良い口コミが目立ちます。

実際に利用している方の多くが、「きれいな水でおいしい」「ミネラルウォーターのような味」と水質の高さを実感しているようです。

RO水の選択肢

より高純度の水を求める方には、ウォータースタンドの一部モデルで「RO水」を選ぶこともできます。

RO水は、不純物を徹底的に取り除いた純水で、赤ちゃんのミルク作りなどに最適。

「離乳食作りに安心して使用できる」といった口コミもみられました。

水のおいしさに関する口コミ

二世帯住宅にお住まいのシニア男性の口コミ

水道水とは思えないおいしさに驚きました。わざわざミネラルウォーターを買う必要がなくなったので、飲料水の購入コストもかなり下がりました。

1児の母である女性（30代）の口コミ

硬度の低い軟水なので、赤ちゃんのミルクにも安心して使えます。ウォーターサーバーの水は、ミルク作りやお茶、お料理にもおいしく使えて重宝しています。

ウォータースタンドの悪い評判・口コミ

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、利便性とコストパフォーマンスの高さから人気を集めていますが、導入前に知っておきたいデメリットもあります。

実際の利用者の口コミをもとに、ウォータースタンドの悪い評判についても詳しく見ていきましょう。

初期費用と工事の必要性

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーを導入する際は、初期費用として9,900円（税込）の設置工事費用がかかります。

この点について、「初期費用が高い」といった口コミが見受けられました。

また、設置には水道工事が必要で、立ち合いも必須。

そのため、「設置の日程調整が面倒」「工事の立ち合いが大変」といった声も。

マンションにお住まいの共働き夫婦の口コミ

平日は二人とも仕事なので、設置工事の日程調整が大変でした。時間通りに来てもらえず、待たされたのも良い思い出ではありません。もっとスムーズに設置できたらよかったです。

解約金の発生

ウォータースタンドのウォーターサーバーを契約後、1年未満で解約する場合は9,900円（税込）の解約手数料が発生します。

この解約金について、「思ったより高額」「1年以内に引っ越しが決まって困った」などのコメントが寄せられていました。

賃貸マンションにお住まいの単身女性の口コミ

友人の紹介でウォータースタンドにしましたが、契約半年後に引っ越しが決まってしまいました。さすがに解約金の9,900円は高いと思います。もう少し安ければ納得もできたのですが…。

置き場所の制限

ウォータースタンドは水道直結型のウォーターサーバーであるため、設置場所は水道管の近くに限定されます。

このことについて、「置き場所に困った」「思ったところに置けなくて不便」といった声が。

スペースの限られたキッチンでは、置き場所の確保に苦労したという口コミも少なくありません。

ファミリータイプのマンションにお住まいの30代女性の口コミ

リビングダイニングにウォーターサーバーを置きたかったのですが、水道管から遠いので諦めました。仕方なくキッチンに置いたものの、調理スペースが狭くなって後悔しています。

高めのレンタル料

ウォータースタンドのウォーターサーバーは水道水を利用する分、月々のレンタル料金がやや高めに設定されています。

機種にもよりますが、月額3,300円～7,700円（税込）ほど。

この点に関しては、「レンタル代が割高」というネガティブな意見も見受けられました。

また、電気代や水道代は別途かかることにも注意が必要です。

単身赴任中の男性会社員（40代）の口コミ

宅配水を利用していたときよりもレンタル料が高くなりました。確かに、ボトル交換の手間がないのはメリットですが、毎月の出費としては痛い。もう少しリーズナブルな料金設定だと助かるのですが。

ウォータースタンドのサーバー選び方

ウォータースタンドのウォーターサーバーは、全部で12種類ものラインナップがあります。

どの機種を選べば良いのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、ウォータースタンドのサーバー選びで重要な2つのポイントと、人気の4機種を詳しく紹介します。

ぜひ参考にして、自分にぴったりの1台を見つけてください。

水の補充タイプ「給水型」と「水道直結型」

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーには、「給水型」と「水道直結型」の2種類があります。

ずばり、より多くの方におすすめなのは「給水型」。

その理由は以下の3点です。

【給水型がおすすめな理由】 ・工事不要で気軽に設置できる ・工事が不要なため、初期費用が安い ・月額料金がリーズナブル

一方の水道直結型は、サーバー設置に工事が必要で、初期費用は9,900円（税込）と高め。

置き場所が水道管の近くに限定されるのもデメリットで、設置場所の自由度は給水型に軍配が上がります。

フィルターの種類「ナノトラップ」と「RO膜」

ウォータースタンドのサーバーに内蔵されている浄水フィルターには、「ナノトラップフィルター」と「ROフィルター（RO膜）」の2種類が存在します。

こちらもまた、初めてウォータースタンドを導入する方には「ナノトラップフィルター」がおすすめ。

その理由は次の通りです。

【ナノトラップフィルターがおすすめな理由】 ・月額料金が安くてコスパが良い ・RO膜と違い、廃棄水が出ない ・水道水の浄水レベルとしては十分

ROフィルターを搭載したサーバーは、NASAでも採用されている技術で、不純物を限りなくゼロに近づけた超純水が作れるのが特長です。

安全性は抜群ですが、その分月額料金が高め。

また、ROろ過の際に大量の廃棄水が出るのがネックです。

コスパ重視の方は、ナノトラップフィルターで十分でしょう。

人気の4機種を紹介

では、具体的にウォータースタンドのサーバーで、人気の4機種を見ていきましょう。

ピュアライフ

ウォータースタンド初登場、2022年12月に発売された給水型モデルです。

一日当たり最大14Lという大容量の浄水能力を誇ります。

水の使用量が多い家庭やオフィスでも、追加費用なしでおいしい水が使い放題なのが魅力。

また、月額料金は3,300円（税込）と非常にリーズナブルな設定です。

ナノシリーズ アイコン

水道直結型の中でもっともコンパクトなサイズを実現した「アイコン」。

わずか幅18cmながら温水・常温水・冷水の3温度に対応している優れモノ。

また、月額4,400円（税込）で利用でき、初回の設置費用も無料と、コスパの高さも魅力的です。

ナノシリーズ ガーディアン

「瞬間冷温水機能」を搭載し、タンクレス設計を実現した超コンパクトモデル。

タンクがない分、月々の電気代はわずか150円と格安です。

サイズは横幅23cm。

手のひらサイズのコンパクトさながら、冷水・温水・常温水の機能は充実しています。

プレミアムシリーズ ステラ

こだわり派におすすめなのが、「ステラ」。

搭載しているのはROフィルターで、家庭で飲める最高レベルの純水を作り出します。

さらに自動クリーン機能を備え、衛生面でも申し分のないモデルです。

赤ちゃんのミルク作りにも最適な1台と言えるでしょう。

ウォータースタンド利用の注意点

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、手軽においしい水が飲める魅力的な製品ですが、導入前に知っておきたい注意点もあります。

ここでは、ウォータースタンドを利用する際の3つの注意点について詳しく解説します。

契約前の確認事項として、しっかりチェックしておきましょう。

サーバーの設置場所

ウォータースタンドの水道直結型ウォーターサーバーは、水道管とつないで使用するため、設置場所が限定されるのが最大の注意点です。

基本的には、キッチンのシンク下や近くに置くことになります。

置き場所のスペースはしっかり確保できるか、事前に確認しておくことが大切。

標準的な製品サイズは以下の通りです。

• 幅：26cm
• 奥行：50.5cm
• 高さ：50cm

加えて、コンセントの位置も要チェック。

サーバーの使用には電源が必要なので、設置予定場所の近くにコンセントがあるか確かめましょう。

また、水道管から本体まではホースでつなぐため、断熱材などで保温されていない場合、冬場は凍結のリスクもあると覚えておいてください。

契約期間と解約時の費用

ウォータースタンドの基本的な契約期間は3年間。

この3年の期間内で解約する場合は、解約金が必要になるので注意しましょう。

解約金は、残りの契約期間によって金額が異なります。

• 利用開始から1年未満の解約：44,000円（税込）
• 利用開始から1年以上2年未満の解約：22,000円（税込）
• 利用開始から2年以上3年未満の解約：11,000円（税込）

3年以内に引っ越しの予定がある方は、解約金の発生にご注意ください。

なお、解約の手続きには1ヶ月前までの申し出が必要。

解約月の末日をもってサービスが終了し、翌月10日までにサーバーの撤去と返却が行われます。

撤去費用は基本的に無料ですが、返却時の故障・破損、付属品の紛失などがあった場合は、別途請求されることもあるので注意しましょう。

サポートとアフターサービス

ウォータースタンドでは、サーバーのレンタル期間中、さまざまなサポートサービスが受けられます。

故障やトラブルが発生した際は、コールセンターに連絡すれば、無料で修理や部品交換を受けられるのは嬉しいポイント。

修理の際は、代替機を無料で貸し出してくれるサービスもあります。

ただ、修理や代替機の手配には数日かかることもあるので、故障すると水が使えなくなるのは覚悟しておく必要があります。

また、フィルター交換やメンテナンスは定期的に行ってくれますが、それ以外にも週に1回程度の簡単なお手入れは利用者自身で行う必要があります。

具体的には以下のような清掃が必要です。

【週1回の簡易清掃の内容】

• 本体外側を固く絞った布で拭く
• 給水ノズル・受け皿を外して洗浄
• 冷水・温水の出口を清潔なコップで蓋をして洗浄

お手入れは本体の衛生面を保つために重要なので、こまめな清掃を習慣づけましょう。